
まさあきの議会活動 |
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一般質問
(答弁内容について興味のある方は、お知らせください。) |
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平成13年3月定例会
成田市の行政組織について
平成11年4月より新に市長のスタッフ的な役割として理事職を設置したが、高額な人件費やその職務量からして実際に有効であると考えられるのか。
また、権限も曖昧なため市役所内の組織としても事務の効率的化が図られておらず、行政改革を推し進めるべき今の時代に逆行するものと考えられるのではないか。
さらに、現在の3名の理事職設置により定員適正化計画との整合から新卒採用者の枠を犠牲にしてしまったのではないか。
今後、行政改革の視点から理事のあり方について改善を求める。
以上の質問に対し、理事職の設置の有効性については、決して歯切れの良い答弁ではなくその職務や権限の曖昧さをある程度認めた上で今後改善して行くとのことでした。
また、行政改革の視点においては、定員管理や事務事業の簡素効率化を継続的に図るよう努力すると言うことでした。
今回のこの質問内容は、内外から注目されたもので、市長の人事権を侵害するぎりぎりの内容となりましたが、かねて多くの方からこの理事職設置を疑問視する意見を頂戴していたため思い切って本会議において質問いたしました。
今後も、成田市においては更に行政改革が必要であると小池まさあきは考えておりますので、同様の視点から改革改善を求めていきます。
成田空港と観光資源の活用策について
成田空港の暫定滑走路が来年供用開始される予定で、国内線の増便枠についての議論が進みつつある。しかし、採算面などを考えると現在の成田空港での国内線は、非常に厳しい状況にあり、ハブ空港機能を損なう可能性まである。今後の成田空港及びその周辺地区の発展を考えた場合、国内ネットワークの充実を今まで以上に重要視しなければならず、それに対する地元成田市としての努力も一層すべきであると考える。
そこで、国内線充実のために空港と地元の観光施設の連携を強化し、改めて空港との関わりを持たせた観光行政施策が関係機関と連携を図り強化すべき時期に来ていると考える。
更に、来年開催されるサッカーワールドカップで予想される多くの成田空港を利用する訪日外国人等に対しても、成田市として観光を柱とした施策などを積極的に打ち出すべきであると考えるが。
これに対し、長期的な観光行政の戦略が必要な時期に来ている事を認識し、空港と観光施設の連携の必要性も認めていただきました。
また、訪日外国人に対する施策についても、国際観光モデル地区としてその重要性を認識し積極的に取り組んで行きたいとした答弁でした。
空港と地域の結びつきをより一層強化して、真の空港と地域の共生を図るべきであると今後も活動して行きたいと考えます。
平成11年12月議会
次世代就業形式等による産業育成と行政の関わりについて
情報化時代を先取りした政策と成田市の独自色を今後更に引き出し、特色ある地域づくりを目指す上での次世代型産業形態の育成を情報化基盤の整備とあわせて、積極的に取り組むべきであると指摘。
教育関連について
- 総合的な学習の時間への移行期間に対する対応
学習指導要領の改訂に伴う平成14年からの「総合的な学習の時間の導入」へ向けて、平成12年度から移行措置が始まるが、その状況下での各学校の準備態勢およびその取り組み方針について。
- 教育センターの現状と将来のあり方と学校裁量けんのある予算措置
社会情勢にさらされている教育環境の保全の必要性や、特色ある学校づくりを推進する必要性を訴える中で、学校支援体制の充実強化と、学校の特色を引き出すための予算措置導入の必要性について。
- 小学校における英語教育
小学校からの英語教育の必要性が唱えられたいる中での成田市の全市的な取り組みについて。
小学校における英語教育
小学校からの英語教育の必要性が唱えられたいる中での成田市の全市的な取り組みについて。
具体的な内容は、成田市の独自色を今後更に引き出し、特色ある地域づくりを目指す上での次世代型産業形態の育成を情報化基盤の整備と共に積極的に取り組むべきであると指摘、また、教育関連では社会の高度化・複雑化にさらされている中でよりよい学校教育環境を形成するための今後の方策や、学校を支える教育委員会の体制づくり、そして各学校に独自色を出すための方策として学校の裁量権のある予算措置、空港近接市である成田市の小学校における英語教育の取り組みについて等を中心に質問しました。
「次世代就業形式等による産業育成と行政の関わりについて」の答弁では、成田市における情報化の進展が先進地に比べ整備されていないことと、地域情報化に対する行政の取り組みが成田市の場合それほど高くないことが伺えました。
小池まさあきは、将来を見据えた場合、地域の情報化戦略は産業との関わりもより密接となり、空港の立地を優位にまちづくりに反映させるためにも情報化に対する取り組みを積極的に行うべきであると日頃から唱えています。
また、教育関連については、問題の存在はわかっているものの、現状の学校を取り巻く教育環境を考えると、文部省の統率によりなかなか大きな改革に着手することは出来ないといった雰囲気がありました。
しかし、今後の地方の教育行政は、地域や学校が独自色を如何に出し、魅力ある環境を作っていくかと言うことが当面の課題である思われます。
成田市の教育環境のより一層の充実と、小学校における英語教育の充実など独自で魅力ある学校づくりを応援していきたいと考えています。
議員定数削減に向けた運動
現在成田市の議員数は、法律によると36人ですが、減数条例によって30人としています。全国の自治体のほとんどはこの減数条例を施行することで、自ら議員の数を減らしているわけです。
しかしながら、現状でも国会議員を含め議員の定数削減が叫ばれるのは、まだまだ本来あるべき議会が確立されていないことや、その数が客観的に見て多いのではないかということです。
この議員の定数問題は、現在の議会制度を考えると、非常に議論の難しいところではありますが、将来あるべき地方行政や地方議会を考えると、成田市としても当然議論すべきであるし、周辺を含め全国的なレベルを見ても成田市の30人という議員数は多いと考えます。
これまでも、小池まさあきは議員定数の見直しを議会内で訴えてきましたが、個人の利益にしがみついた議員が多く(?)議論の対象として取り上げられませんでした。
今後とも継続的に議会内の改革の一つとして訴えていきます。
全国、周辺類似団体の人口と議員数一覧
委員会活動
平成9年3月定例議会
予算特別委員会委員に選任され、平成9年度予算について議論しました。
その他の活動

視察先のバスの車内で事前に資料に目を通す。
所属している委員会や審議会あるいは単独で、年に4、5回の視察を行っています。
議員の視察が全国的に間われていますが、視察の機会を生かし市政への反映を常に心掛けています。
議員団幹事として福祉施設を慰間
恒例となりました成田市議会議員団幹事による歳末慰間に参加しました。この慰間は、成田市内の福祉施設や、施設の都合上、成田市民でありながら他の市町村の施設に入所している方々を対象に、年に一回訪問して慰問するというもので、毎年議員団の幹事が年末に行っているものです。今回、この慰問には初めて参加しましたが、依然として不足している高齢者福祉施設の現状や、それぞれの施設の抱える問題、ご苦労を目の当たりにして、今後の福祉行政のあり方について勉強する良い機会であったと思います。
市町村合併について
小池まさあきは、初当選以来市町村合併についてその必要論を唱えています。
来年5月には、埼玉県の浦和市、大宮市、与野市が合併し「さいたま市」となることが決まりました。
成田周辺ではこれまで合併の論議はそれほど高いものではありませんが、国・地方の財政状況や将来の日本のあり方、そして真の地方分権を達成するためには、是非必要な施策であると考えています。
先日、同じ志を持つ同僚の議員と自治相を訪ね、市町村合併について改めて自治省市町村合併推進室の課長補佐さんにお時間をいただき勉強をしてきました。※画像をクリックすると大きい画像でご覧になれます。
航空機事故災害訓練を視察
成田空港では毎年、航空機事故を想定して大規模な訓練を実施しています。
この訓練は、関係する多くの諸団体が一同に参加するもので、写真のように飛行機までもを用いて、自衛隊や千葉県のヘリコプターなども出動し、緊迫し た雰囲気の中で毎年実施されています。しかし、あくまでも事故を想定したものであり、望むものでないことは言うまでもありません。
小池まさあきは、成田市議会における空港対策特別委員会の所属であるため、空港に関する行事等には積極的に参加しています。
成田線を便利にする会に参加
JR成田線沿線の議員有志でつくる「成田線を便利にする会」に参加しています。
先日は、松崎駅周辺を視察しました。この松崎駅周辺は、過去に開発計画が幾つも有りましたが、現在では全て凍結若しくは白紙撤回の状態です。
JR成田線は、沿線の自治体から複線化など利便性向上の要望が続けられてきていますが、ここ数年乗降者数の減少が見られます。
そこで、この度成田市域の沿線で今後開発の余地があり、更に成田空港へのアクセスとして2015年の開通を目指して計画されている新線の計画線付近の下総松崎駅周辺を視察しました。
写真左から、印南我孫子市議、滝田印西市議、大野栄町長、小池まさあきです。
紹介議員として児童ホームの改善・充実を求める
平成13年3月議会、平成児童ホーム父母会から提出された
「成田市児童ホームの改善・充実を求める請願」の紹介議員として本会議にて、請願趣旨の説明を行いました。
この請願は、付託された教育民生常任委員会において全員一致で採択されました。
この請願の内容のように、今後成田市での教育・福祉施策が充実することを切に望みます。
参議院予算委員会を傍聴
3月7日、参議院の予算委員会を傍聴しました。退陣間近とささやかれる森首相をはじめ、閣僚全員が出席して、KSD問題などの質疑が交わされていました。
委員会の進行など、成田の議会とはかなり異なっており参考になる部分もありました。また、参議院という立法の最高機関でもあり、当日はテレビの中継や報道陣も多かったためか、緊張感のある会議という印象を受けました。
成田市議会では、現在の所、委員会を一般には公開していませんが、小池まさあきは、本会議のケーブルテレビ放映や委員会についても市民に公開をすべきという立場で、議会改革を唱えています。
衆議院議員 森田健作代議士と羽田国際化問題など会談
3月7日、キャピタル東急ホテルで森田健作代議士(東京4区 無所属・山崎派)とお会いし、様々な意見交換をさせていただきました。いわゆるテレビで見るあの雰囲気、しゃべり方などそのもので、とても気さくで親しみやすさを感じました。
今の政治の在り方や、日本の文化意識などを熱っぽくお話しいただき、又特に、森田代議士は羽田空港を抱える大田区の地元ということで、羽田国際化問題も意見交換することができました。
その中で、羽田国際化問題については、成田空港のこれまでの歴史的経過などを十分認識していただいており、安易な考えで羽田国際化を推進するのではなく、成田空港や成田市をはじめとする地元への配慮も必要であるという意見でした。
小池まさあきも、今後の首都圏の航空需要を考えたとき、成田と羽田がそれぞれお互いに補完しあえるような空港整備や、成田空港の交通アクセスを充実させることが今後の航空行政で最も重要な課題であるとしているため、森田代議士と有意義な意見交換をさせていただきました。
平成13年度成田市航空機災害訓練を視察
8月2日(木)、航空機事故を想定した成田市主催の訓練が中郷小学校で実施されました。 この訓練は、成田市をはじめ空 港関係機関、警察、病院、電力会社、通信会社など15の機関が参加するもので、毎年行われています。
これまで成田空港では、大きな航空機事故が幸いにも発生していませんが、過密状態の離発着スケジュールや来年の暫定平行滑走路の供用により飛行回数が1.5倍になるなど災害に結びつく要因が常にあるのも現状 です。
実際の事故を正確に想定することは不可能ですが、この訓練によって事故や災害の発生時にも対応できる関係機関の連携協力体制の確立、消火救難の活動手順の習熟を図ることを目的としています。
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